若手キャリア官僚は今こんなことを考えています

※このブログは私が所属する組織の見解を示すものではなく、あくまで個人の見解に基づくものであります。また正確性を一義的な目的とはしていないため、事実であるかどうかの裏づけを得ていない情報に基づく発信や不確かな内容の発信が含まれる可能性があります。

官庁訪問に向けての準備2018

 

 

ごめんなさい、遅くなりました。

まだ間に合うかな?

 

去年も色々書いていたので、まずはそちらを紹介させて頂いて、

最後に「官庁訪問では何が求められるのか」ということについて書いておきます。

 

 

1. 過去記事のご案内

 

官庁訪問に向けての準備に関しては、ここ↓↓に結構まとまっています。

kasumigasekipeople.hatenablog.com

 

1年前に書いたやつです。

なお、

「1-3. 省庁のことを調べてみる」

という項目は、下記のように書かせて頂いている通りかなーり細かいことを書いてます。

基本的には、パンフレット読むぐらいでいいと思います。これ以降書くことは、時間余ってやることねーよっていう人向けです。

 

 

★何か課題があったほうがやる気が出る、という方には、この記事の最後の方に「練習問題」を載せておきましたので、参考にしながら頭を使ってみてください。

kasumigasekipeople.hatenablog.com

 

 

★地方の方向けの心構えを書いたことがあります

kasumigasekipeople.hatenablog.com

冒頭に引用した質問の質問者さんもそうかもしれませんが、地方の方はどうしても不安が大きいと思いますので、その不安を払拭して頂きたいなぁと思って書いたものです。

 

説明会が少なかったりだとか、周りの志望者仲間が少なかったりだとか、不利な面はあるというのが現実です、残念ながら。

ただ、それを踏まえてちゃんと準備すれば、全く問題ない程度の差だと思います。

 

あと、上記記事には書かなかったのですが

面接する側もそういう不利な面があることはわかってます

大事なのは「必要以上に卑屈になったりすることなく、自分の持てる力を最大限出す」という、当たり前のことに尽きます。

これは地方に住んでようが東京に住んでようが、同じです。

 

 

 

 

官庁訪問関係の記事は「官庁訪問」というカテゴリーにしていますので、お時間のある方は眺めていただくと参考になるかもしれません

(※ただ、結構分量があるので、自分で書いておいてなんですが、時間泥棒になる恐れがあります。ご注意を。官庁訪問体験記、みたいなやつも、時間泥棒率が高いです)

 

kasumigasekipeople.hatenablog.com

 

2. 求められる能力と、その「理由」

 

官庁訪問で何が求められるのか、という、まぁありきたりな話を一応書いておきます。普通にやってもネットに転がっている記事と違いがない(違いがないということは価値がないってことですからね)ので、「なぜそれが求められるのか」という点を意識しつつご紹介します。

 

記載した順番は、重要度とは関係ありません

 

①志望動機・志望理由

 

 なぜこれが求められるかというと、入った後もちゃんと頑張ってもらえるかが知りたいからです、結局は。

 

 やりたいことがあるそれをやるにはここ(会社・役所)が良い

 →(会社・役所に)入る→やりたいことができる→頑張れる

 

 というわけですね。

 ですから、なぜうちを選んだのか、というのをお聞きするわけです。

 

 官庁訪問に限らず、就職活動でやってしまいがちなのが、

 面接やらOB訪問やらで厳しい指摘を受け、それでもなんとか内定取りたい……と追い込まれた結果、やりたいことがある、の部分を放置して、それをやるにはここが良い、の志望理由の部分のみをこねくり回した結果、「わけのわからない志望理由」ができてしまうことです。

 それはなぜ困ったことになるかというと、内定取れないとかそういう話ではなくて、やりたいことは本当は違うのに、内定取ることが最終目的化してしまっているために、仮に、なんとかひねり出した志望理由で内定をもらえたとしても、仕事が始まってからギャップに苦しむことになるからです。

 それはお互い不幸なことになるので、いろいろお聞かせ頂いているのです。

 

② 省庁のことを知っているか

 

 就活用語でいう「業界研究」「企業研究」とかいうやつでしょうか。

 

 なぜこれが求められるかというと、①と同じですけれども、入ってから「こんなはずじゃなかった」となるとお互い不幸なので、うちのことちゃんと知ってるかな、というのは知りたいのですね。

 

 ただし、これは別にそんなに詳しいところまでやらなくてもいいです。

 (この、「どこまでやればいいか」をお伝えするのはいつもものすごく難儀するのですが)

 というのは、政策の中身とかは毎年アップデートされていくので、その中身の細かいところを勉強するのってあんまり意味無いんですよ。担当者でも無い限り。

 ですので、その省庁のミッション(使命)は何なのか、というのを理解しておけばいいと思います。逆に、それぐらいは知っておいたほうがいいです。

 本記事の一番最初にご紹介した記事にも書いてますが、意外と、「設置法」とか見るとへーってなったりします。一瞬で見れますからね、設置法。 

1-3-6. 設置法をチラ見する

 こうなってくると暇つぶしの領域ですが、一瞬で終わるので、やってみては?

 各省庁には必ず「○○省設置法」というのがありまして、そこにその省庁の目的が書き込まれています。

 

 

 

 あとは、技術的には、その省庁の最近のホットトピックなんかは知っておくと盛り上がるかもしれませんね。

 

 

③ 受け答え力

 ふわっとしているのでここが一番不安になるところな気がするのですが……

 

 なぜこれが求められるのかというと、まぁ当然なんですが、役所仕事はコミュニケーションで成り立つので、そこに難がある人は厳しいよねっていうことです。他の多くの会社さんでもそうだと思います。

(最近は、働き方改革や労働力の確保という観点から、対面コミュニケーションが苦手な方も仕事がしやすい職場(やり取りは全部チャットで行うとか)も増えてきているようで、それも重要な話ですから注目しています。ただ残念ながら、役所では折衝・交渉のシーンが非常に多く、依然として重要なのです)

 

 「聞かれたことにちゃんと答える」

 

 これに尽きます。

 私も普段から心がけているのですが、「人間、意外と、聞かれてないこともベラベラ喋っちゃう」んですよね。

 雑談なら全く問題ないのですが、ビジネスシーンではそういうのは相手の時間を奪うだけなので、あまりよろしくはないのですね。

 

 わからないなら、「わからないので教えてください」というのが「ちゃんと答える」ということです。

(まぁ、仕事の場合は、時としてハッタリかますシーンとかもあったりするのですが、これは入ってから色々とお教えします。。。)

 

④ 思考力

 考えるシーンが多いものですから、ちゃんと物事を考えられるかな、というのはやっぱり必要なチェックポイントなのです。

 

 が、これはもう、数週間で鍛えるとかそういう話でもないので、一つだけ注意すべき点をご紹介しておくと

 

 「独りよがりにならない」

 

 ということだと思います。

 もちろん、履歴書に書いてある過去の経験について聞かれた時などは、独りよがりで語るしかないのですが、

 政策論においては、「私はこう思う、こうしたい」ということだけ喋っても説得力がないですよね?

 色々なデータや意見を踏まえた上で政策立案をしていくわけですから。

 もちろん、それを踏まえた上で、「だから私はこうしたい」ならokですし、そういう自分の意見はむしろ必要です。

 

 ですから、思考を深める時には、自分に都合の良い理屈になっていないだろうか、他にはどういう意見があるんだろうか、と自問自答をし続けると、バランスのとれた思考ができるようになると思いますし、複数の要素を組み立てる過程で論理力みたいなものも磨かれると思います。

 

 思考力ってそんな簡単な話じゃないですが、直前でも、意識するだけで思考力が上がった雰囲気を得られる要素、ということでご紹介しました。

 

 

 

 とりあえずこんな感じかなー

 ここを読んでいただいている方の中には、官庁訪問で私と面接される方もいらっしゃるかもしれませんね

 一緒に頑張りましょう(みなさんの方が大変だとは思いますが、面接する側も、人の人生を左右するということもあり、結構神経すり減らすんですよ)

 皆さまに良いご縁がありますように

 

 

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<おことわり>

 このブログは私が所属する組織の見解を示すものではなく、あくまで個人の見解に基づくものであります。

 また正確性を一義的な目的とはしていないため、事実であるかどうかの裏づけを得ていない情報に基づく発信や不確かな内容の発信が含まれる可能性があります。

(参考:総務省 『国家公務員のソーシャルメディアの私的利用に当たって』 H25.6.28)

http://www.soumu.go.jp/main_content/000235662.pdf